リンスの正しい仕方

ヘアケアでは、正しいシャンプーの方法に関心が多く重要だというのは周知の通りですが、リンスの正し方法も身に付けておく必要があります。リンス(rinse)というのは、髪の表面のダメージを修復していくものです。ちなみに、トリートメントはリンスの進化型で髪に有効成分を補いながら、髪のダメージを修復するというものです。リンスは、髪表面のダメージを修復するという目的ですので、髪全体にゆきわたるようにしてください。特に、脱毛症の人の正しいリンスの方法を取り上げてみましょう。頭皮が皮脂で過剰になりますと、脱毛の原因となってしまうことはよく知られているのですが、油分の多いリンスも脱毛の原因につながってしまいますから注意しておく必要があります。頭皮から出る皮脂と、リンスの油分とが混ざり合って、フケを増加させる原因になり、結果的に脱毛につながってしまいます。ですので、できるだけサラッとした油分の少ないものを選ぶようにしてください。

リンスの正しい方法を紹介しましょう。
・ シャンプー後、水気を軽くとって、シャンプーと同量のリンスを掌に取ります。
・ 手にとったリンスを両手で軽くのばしていきましょう。
・ 両手で髪を包み、リンスを毛先から揉むように付けていきます。
・ 毛先は、ダメージが目立ちやすいですからしっかりと揉み込みましょう。
★ ただし、リンスは髪表面のダメージを補うものですから、地肌にはつけないように注意してください。

シャンプーで取り過ぎてしまった脂肪分を補うのがリンスの役目です。リンスは頭皮に付ける必要はありませんから、根元から5センチくらいのところから、毛先に向かって髪全体にいきわたるようにつけましょう。少しヌルっとした感触が残るくらいのほうが、髪を保護する成分が残ってよいと思いがちですが、シャンプーの方法と同じように、添加物などが残らないように、充分にしっかりとすすぐようにしてください。これが、リンスの正しい方法のポイントです。
※ (ちなみにオージュアは少しヌルっとした感触が残るくらいにすすいで下さい)

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monastaff