パーマの原理

どうしてパーマはかかるのか ・・・ ?

 

 

 

 

パーマ液には1剤と2剤があって、それぞれ働き方が違います。まず、1剤がS-S結合という髪の内部のつながりを切ってくれます。すると髪の中の間充物質が、柔らかく形が変わりやすい状態に変わります。そこでロットを使って、スタイルをデザインした後2剤をつけるとS-S結合がくっついてウェーブを固定してくれます。このウェーブの大・小を組み合わせていく事で1つのパーマスタイルが完成します。そしてイメージに近いスタイルにしていくためにパーマ液の強さロットの太さを上手くコントロールしながらパーマをかけていきます。その際ダメージの大きい部分はソフトな薬を使ったり、トリートメント剤などで部分的に保護したりするのでダメージを最小限におさえながらパーマをかける事が出来ます。つまりパーマとは、外見は変わらないまま中身だけを作り変える技術なのです。中身を壊して違った形に組み直しているのです。パーマの正式名称「パーマネントウェーブ」のうち「パーマネント」には“永久に”といった意味がありますが、その名の通りこうなった髪の毛はそのままでは絶対もとに戻りません。(長期間放置すると次第に巻きがゆるくはなりますが…) とはいえ人間の髪の毛は次第に伸びてくるもので、新しく生えてくる分には当然普通のまっすぐな髪の毛ですから、いずれはもとに戻ります。

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monastaff