へナカラー

 

 

 

 

最近へナカラーについてのお問い合わせが多いため、へナについて記載したいと思います。まずは一般にいうところのカラーリング(化学染毛剤)の場合、髪全体を脱色して色を入れる仕組みのため、希望の明るさや色味にすることが出来るほか、髪全体を統一した色にすることが出来ます。しかし化学薬剤に頼るため髪にはそれなりの負担がかかるのと、時間の経過と共に褪色(染料が抜けて髪色が明るくなること)して以前の髪色より明るくなります。それにくらべヘナの場合、へナの染料が髪の上にのるだけなので黒髪部分ははっきりと色が変わったようには見えにくいですが、白髪にはきれいな色が入ります。このようなことから髪全体が白髪の場合、希望の色にすることが可能です。しかし部分的な白髪や白髪の割合が極めて少ない場合、白髪部分にしか色が入ったように見えないため、希望の仕上がりにならない場合もあります。ですので事前に美容師と仕上がりのイメージを確認することが必要になります。ただ最近では、部分的な白髪を利用しメッシュ感覚(マニュキュア感覚)でへナを楽しむ人も増えています。またへナは、インド産ハーブの一種へナを主原料とした 髪や頭皮に優しい天然素材で、使えば使うほど髪に自然なツヤやハリを与えるトリートメント効果のある自然派植物性へアカラーです。しかし植物性へアカラーがゆえに植物アレルギーの方などは使用できませんので事前にパッチテストが必要になります。
注意点として、明るくヘアカラーしているお客様が黒髪に戻したいということでへナの黒を使いカラーリングした場合、ダメージレスで黒髪に戻り、一般のカラーリングでみられるような褪色が極めて少ないため、再カラーの必要はなくなりますが、暫くは明るくすることが出来ません。(ブリーチをしても色が抜けません) 事前のカウンセリングをしっかり行い、必要に応じて使用すればとても便利なヘアカラーです。

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monastaff