誤ったヘアケア選び

 

現在 ドラッグストアやスーパーには、おびただしい数のヘアケア商品が並べられています。しかし、それらは本当に髪に良いものでしょうか。大事なことは、自分の今の髪の状態に合っているシャンプーを選ぶことです。間違ったシャンプーやリンスを選びますと、髪は余計にひどくなってしまいます。市販のものの多くは、一般的に誰にでも合うシャンプーとされています。洗浄力が高く石油系の原料を多く用いていて、しなやかさが出ます。女性の約80%が自分の髪をダメージヘアだと思っているそうですが、本当のところはダメージヘアなのか分かりません。そこで、とりあえずダメージヘア用のシャンプーを使ってみようとなるようです。ところが、それが逆効果になることもありますから、十分気をつけておいてください。間違ったシャンプーやリンスを選びますと、頭皮や髪を傷めることもあります。ダメージヘア用シャンプーには栄養と潤いを補給する成分が豊富に配合されていますから、健康な髪やダメージのない髪に使い続けますと、髪の根元や頭皮に残留が起こりやすくなって、汗や皮脂の分泌を阻害してしまうのです。また、さまざまなシャンプーの宣伝やテレビコマーシャルなどで、ゴシゴシとブラシで頭皮の皮脂を洗い流している映像を見かけることがあると思います。確かに毛穴に皮脂が過剰に詰まってしまいますと新しい髪の毛は阻害されてつくられなくなりますが、あまりに刺激の強いシャンプーは、まだ生まれたばかりの元気な髪の毛を脱毛してしまう場合があります。また、強すぎる洗髪は、それだけでなく頭皮の表面を傷つけてしまうこともあり、これも抜け毛につながってしまうことがあります。市販されているシャンプーのほとんどは、かたい髪用、柔らかい髪用といったようにその用途が記載されているはずです。もちろん成分もそれぞれにはっきりと違っています。ダメージヘア用、フケ・痒み用、あるいはくせ毛用といったものもありますが、基本的には自身の髪質で選びましょう。知名度や、コマーシャルに踊らされて、決して間違ったシャンプーやリンスを選ばないようにしましょう

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monastaff