薄毛対策のいろいろ

薄毛対策には、いろいろな方法とメリット・デメリットがあります。

養毛・育毛治療

いろいろな養毛・育毛治療が、昔から広く宣伝されてきました。基本的には、養毛や育毛で薄毛の体質が改善するわけではありませんので、原因の治療にはなりません。脱毛の進行をおくらせたり抜け毛や薄毛の予防程度にお考えになるのが妥当でしょう。なかには医薬品としての育毛剤もあるようですが。養毛や育毛を長い年月続けると、延々とお金がかかり、累積の金額は膨大なものになりがちです。中止すると元の状態にもどります。髪のお手入れを続けられるのは良いことですが、ご自分の予算の範囲で、無理のないものを選ばれることをおすすめします。

ヘアピース

高い頭髪密度が実現できて、広範囲の脱毛でもカバーできるという点では、ヘアピースは優れた治療法です。しかし、維持のヘアケア費用追加作成費用がかかること、生活上の不自由さがあることなど、ヘアピース特有の欠点もあります。夏場に蒸れたり、突然のアクシデントに見まわれることもあるようです。ヘアピースは正常の髪以上に密度を濃く作ってあるので、その濃さのイメージに人目が慣れると、はずしにくくなり、結局、長時間使用するので、頭皮が蒸れてカビが生え、既存の自分の毛根にダメージが加わって、脱毛範囲が拡大していく場合も多いようです。一生使うと累積費用は膨大な金額になりがちです。

人工毛による植毛

人工毛も、適応を選べば、良い治療法と言える場合もありますが、人工毛による植毛では、頭皮に与えるダメージはまぬがれない上に、抜けてしまえばそれで終わりです。一般的に人工毛は、感染や、頭皮の傷み、皮膚の瘢痕線維化など、いくつかの懸念もあります。将来、異物反応がなく、感染せず、時間とともに成長する材料ができれば良い治療法となる可能性も考えられます。

ニードル植毛

日本の多くのクリニックが単一植毛やバンドル植毛などニードル植毛をおこなっています。いろいろな植毛針を使用して、穴あけと植え込みを同時におこなう方法です。仕上がりはきれいで、適応を選べばよい方法といえますが、密度を濃く植えにくいことや、費用が高額になりがちな傾向がみられます。

自毛植毛

自毛植毛では、仕上がりの自然さと高い密度の点で、優れた結果が得られています。科学的な分析にもとづいて治療計画を立て治療をおこないますので、植毛の最終目標である自然さと密度を実現できます。その分、費用は高額です。

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monastaff