ケーススタディ 7

今回のケースは、腰まである長い髪を肩上のショートヘアにしたいというオーダーに対応した一例です。60㎝近い髪を切るわけですから慎重にカウンセリング/毛髪診断をします。

 

比較的頭の形が良く 後頭部の凹凸(メリハリ) をより表現するため、バックはアンダーカットを取り入れさらに収まりも良くします。アンダーの分量はとても重要で、骨格と毛量と求めるスタイルで決まります。

 

次にアンダーカットに被せる髪をカットしますが、ここもとても重要です。短すぎると後頭部の丸みが無くなってしまいますし、長過ぎると野暮ったくなります。また、レイヤー(下が長い) ですと収まりが悪く伸びてきたとき跳ね易くなります。髪の重なりの特徴を知らないと成せない技です。

 

そして前から見て あごラインまで髪があることで、極端に短くなった印象を和らげます。また、髪を乾かすと毛髪は縮むので収縮率を考慮しながら少し長めにカットすることも重要です。ただし長過ぎるとその後の修正はさらに困難を極めます。

 

カットが終わったらドライヤーでラフに乾かします。ここではブラシなどを使用せず、お客様が普段ご自身でハンドブローする要領で乾かします。乾いたその状態で必要に応じて毛量や質感の調整カットを行います。この時点で求める長さ/形にします。完成したらブラシブローなのかアイロンなのかハンドブローなのか、お客様が仕上げのし易いやり方をしっかりと伝えることが重要です。

 

いかがでしょうか。 こんな感じでスタイルチェンジを施術しています。ちょっとした変化、大胆なイメチェン、何でもご相談下さい。

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monastaff